CX5に搭載される360°ビューモニターの使い勝手と評価
CX5の2018年モデルが最近納車されました。2018年モデルには、360°ビューモニターがオプションで選択可能になっています。今回、360°ビューモニターの使い勝手と評価を述べていきたいと思います。
目次
CX5は大きい
何が言いたいかと言うと、CX5はやはりかなり大きく感じるということです。
運転しているとあまり大きさは感じないのですが、外からボディを見るとかなりの圧迫感を感じます。
CX5の全長、全幅、全高については、
全長:4,545mm
全幅:1,840mm
全高:1,690mm
となっています。
ちなみにライバル車となりやすいハリアーは、
全長:4,720 mm
全幅:1,835 mm
全高:1,690 mm
となっています。
ここでびっくりしたのが、ハリアーの方が全長が長いということです。
軽自動車(スズキアルト)からCX5に乗り換えた私にとっては、フロントもバックも長い車の運転は不安感がとても大きいものです。
やはり、狭い道でのすれ違いや、直角カーブ、前方駐車、バックでの駐車などが不安の大きい要素になります。
CX5と360°ビューモニターの恩恵
大きな車の運転に不安が大きい者にとっては、360°ビューモニターがあると、大変助かります。
360°ビューモニターには、センサーも付いているので、障害物があればビープ音が鳴り危険性を知らせてくれます。
この視覚的要素と聴覚的要素のダブルの組み合わせって、ほんと最高なんです。
人間の注意は、運転中様々なところに配分しています。
もちろん、駐車においては前方、側方、後方の障害物とぶつからないようにすることもそうですし、どこからか人が来ないか注意しておくことも必要です。
大きな車の運転に慣れている人では注意の分配も十分にできるかもしれませんが、慣れていない人だとなかなか本来発揮すべき注意力を出せないものです。
ましてや、軽自動車からの乗り換えでは運転感覚自体が違います。
私の家の駐車場は、狭い上に斜め駐車です。
しかも、両隣にも車があるので、かなり注意して前方から駐車する必要があります。
この場合の駐車においては、
・前方(壁)と衝突しないか
・側方(両隣の車)と衝突しないか
・白線内に収めることができるか
の3つに注意する必要があります。
360°ビューモニターを使用すると、図のように進路予測の線も出ますし、上から車を見たような感じで駐車ができるので、非常に安心感を持ちながら駐車できます。
前方の壁に近づくとビープ音も鳴ります。
近づけば近づくほどビープ音は速くなり、また画面上も衝突するであろう部分が緑から赤に変わって視覚的に危険性を知らせてくれます。
私は360°ビューモニターがなければCX5のような大きな車を購入していなかったかもしれません。
CX5と360°ビューモニターのオプション設定
360°ビューモニターは、オプション設定ができるのですが、選択できるグレードは、
・PROACTIVE系グレード
・L Packgae系グレード
となっています。
なお、その価格は、
・360°ビュー・モニター+フロントパーキングセンサー(センター/コーナー)
・CD/DVDプレーヤー+地上デジタルTVチューナー(フルセグ)
・225/65R17 102Hタイヤ&17×7Jインチアルミホイール(ダークシルバー塗装)
のセットで21600円となっています。
また、
・360°ビュー・モニター+フロントパーキングセンサー(センター/コーナー)
・CD/DVDプレーヤー+地上デジタルTVチューナー(フルセグ)
のセットで75600円となっています。
基本的に、CD/DVDプレーヤー+地上デジタルTVチューナー(フルセグ)は外せないような仕組みになっています。
CX5と360°ビューモニターの使い方
使い方は簡単で、シフトレバーを「R」に入れると自動的にマツダコネクトの画面に車を上から見た画像が映し出されます。
車の運転中にモニターに映したい場合は、運転席右下のボタンが集まっている所のViewボタンを押すと、モニターが切り替わります。
慣れるまでは、運転中に右下のボタンを押すのは少し苦労します。
どうせならハンドル近くのボタンとして設置して欲しかったと思います。
360°ビューモニターは過信してはいけない
どんな先進技術もそうですが、過信しすぎてはいけません。
360°ビューモニターですが、かならず死角になっているところはありますので、モニターに加え、目視や聴覚も使用しながら、安全に運転する必要があります。